平成29年6月10日、津軽三十三観音巡礼に出発です。
朝、午前4時頃の空の様子です。今日の天気予報は雨みたいです。観音様の参拝中雨が降ってくるかもしれません。
第1番 久渡寺に到着
神社で交通安全の祈祷を受けて、AM5時半頃、久渡寺に到着です。赤倉山神社から久渡寺まで大体40分くらいかかりました。
第1番目は、おしら様で有名な久渡寺です。
久渡寺に着く前に雨が降ってきました。観音堂まで意外と長い石段を登らなければなりません。
滑らないように注意が必要です。
長い旅の第一歩の石段です。山頂までは、まだまだです。
山頂に到着です。観音堂が見えています。あともう少し階段を登らなければなりません。
それから、雨が降っているので山を下る時も滑らないよう注意が必要です。
まぁ、迂回する道もあるのですが今日は、階段を下りた方が良いみたいです。
護国山 久渡寺 | 本尊 聖観世音菩薩 |
第2番 清水観音(多賀神社)に到着
第2番目の観音様は、目屋に有ります。ここも、観音堂に辿り着くまで石段を登らなければなりません。
京都清水寺を真似て造られたみたいです。明治以来多賀神社の神殿となっているらしいです。
神殿の前で観音様を拝みます。
清水千手観音堂 | 本尊 千手観世音菩薩 |
第3番 求聞寺(ぐもんじ)に到着
第3番目は、百沢に有ります。求聞寺への道は岩木山神社の参道手前を右に入ります。(目印はガソリンスタンドです。)
道幅がかなり狭いので自動車で行く方は慎重に運転して下さい。
ゆるやかな石段を登り、そのまま真っすぐ進むと観音堂が有ります。
岩木山 求聞寺(真言宗智山派) | 本尊 十一面観世音菩薩 |
第4番 南貞院(なんていいん)に到着
第4番目は、高杉に有ります。ここは、石段や坂道は無く自動車から降りるとすぐ観音様を拝めます。
南貞院(浄土宗) | 本尊 聖観世音菩薩 |
第5番 十腰内観音堂(巌鬼山神社)に到着
第5番目は、十腰内に有ります。巌鬼山神社の境内にある天然記念物に指定された二本の老杉は、一度見ておいた方が良いと思います。
巌鬼山観音堂 | 本尊 十一面観世音菩薩 |
第6番 湯船観音(高倉神社)に到着
第6番目は、鯵ヶ沢に有ります。境内は、木々に覆われ静寂の中で観音様を拝みます。
当初の湯船観音は寛政のころより飛竜宮ともよばれ、明治維新で高倉神社に改称しているらしいです。
湯船観音堂(高倉神社) | 本尊 聖観世音菩薩 |
第7番 北浮田弘誓閣(きたうきたこうせいかく)に到着
第7番目も鯵ヶ沢に有ります。今日は、雨が降っているので携帯端末が壊れないか心配です。
北浮田弘誓閣(高倉神社) | 本尊 聖観世音菩薩 |
第8番 日照田観音(高倉神社)に到着
第8番目も鯵ヶ沢町(赤石)に有ります。勾配のきつい石段を登った所に観音堂が有ります。息も切れながら観音様を拝みます。
日照田観音堂(高倉神社) | 本尊 十一面観世音菩薩 |
第9番 見入山観音堂に到着
第9番目は、深浦町に有ります。観音堂へ続く道が壊れているので、入り口で観音様を拝みます。
見入山観音堂の御由緒です。
(ちょっと字が小さくて読めませんね。)
見入山観音堂(真言宗) | 本尊 如意輪観世音菩薩 |
第10番 円覚寺に到着
第10番目は、深浦の名所の円覚寺です。今日も観光バスが停車していました。
境内を案内されているツアー客をよそに観音様を拝みます。
春光山 円覚寺(真言宗醍醐派) | 本尊 十一面観音世音菩薩 |
第11番 下相野観音堂(高城八幡宮)に到着
第11番目は、森田に有ります。
深浦から森田まで自動車で約1時間かかります。天気も深浦を出発してから晴れ上がりました。きつくなりだした日差しを受けながら観音様を拝みます。
観音様を拝み終わったら、ここでお昼ご飯です。
御由緒です。
下相野観音堂(高城八幡宮) | 本尊 如意輪観世音菩薩 |
第12番 蓮川観音堂(月夜見神社)に到着
第12番目は、木造に有ります。月夜見神社前までの川沿いの道は、道幅が狭いので対向車、歩行者に気負付けなければなりません。スピードの出し過ぎには要注意です。
月夜見神社の境内内に観音堂が有ります。
蓮川観音堂(月夜見神社) | 本尊 千手観世音菩薩 |
第13番 川倉芦野堂(三柱神社)に到着
第13番目は、金木(かなぎ)に有ります。金木は、太宰治の出身地として知られております。
観音堂は、三柱神社の境内内に有ります。
川倉芦野堂(曹洞宗通幻派)ー三柱神社ー | 本尊 聖観世音菩薩 |
第14番 弘誓寺観音堂(ぐせいじかんのんどう)に到着
第14番めは、中里に有ります。観音堂は、石段を登り切った所に有ります。
弘誓寺観音堂(天台宗) | 本尊 千手観世音菩薩 |
第15番 薄市観音堂に到着
第15番目も中里に有ります。観音様を拝むには、山頂まで行かなければなりません。(山頂と言っても小さい山ですので、そんなに時間は、かかりません。)
薄市観音堂 | 本尊 千手観世音菩薩 |
第16番 今泉観音堂に到着
第16番目も中里に有ります。鳥居をくぐってから観音様まで行く近道が有りますのでそちらを利用すればすぐに観音堂に着きます。
今泉観音堂(神明宮) | 本尊 千手観世音菩薩 |
第17番 春日内観音堂(相内飛竜宮)に到着
第17番目は、市浦村に有ります。牛の放牧を見ながら春日内観音堂の入り口に辿り着きます。入り口から中に入ると道幅が狭くなり急な坂道になりますので自動車の運転手は、崖の下に落ちないよう注意して下さい。
まぁ、大型の自動車でしたら入り口付近で停車して歩いていくと思いますけど・・・・。
春日内観音堂ー相内飛竜宮(浄土宗)ー | 本尊 聖観世音菩薩 |
第18番 海満寺に到着
第18番目は、中泊(なかどまり)に有ります。数年前までは「中泊」を「小泊(こどまり)」と言っていました。
第18番目の観音様を拝み終わると次は、三厩(みんまや)です。昔の巡礼は山越えをするか、船で行くかのいずれかを選んだみたいです。
無縁山 海満寺(浄土宗) | 本尊 聖観世音菩薩 |
第19番 義経寺(ぎけいじ)に到着
第19番目は、三厩(みんまや)に有ります。お寺の名称どうり源義経の伝説との関わりが義経寺のはじまりらしいです。
龍馬山 義経寺(浄土宗) | 本尊 聖観世音菩薩 |
第20番 高野山観音堂に到着
第20番目は、今別に有ります。数年前から観音堂前に三十三の観音様が並んでいます。
踏切の近くに有るため電車が来る前に早めに拝み終わった方が良さそうです。
御由緒です。
高野山観音堂(真言宗) | 本尊 十一面観世音菩薩 |
第21番 袰月海雲堂釈迦堂に到着
第21番目も今別に有ります。私どもは、ここを21番目として三十三観音を巡礼しています。
御堂では、わかめ等の海産物が売られており、ちょっと他とは違います。聞くところによると観光バスで来て大量に買われていくみたいですので、欲しいとお思いの方は電話で予約すると良いと思います。
袰月海雲堂釈迦堂 | 本尊 釈迦如来、聖観世音菩薩 |
番外の岩屋観音堂に到着
ここも、第21番ですけど私どもは、番外としています。
岩屋は、江戸時代に海中にあったため船で参拝したそうです。
今は、自動車で来て拝んでいます。本日の巡礼は、ここまでです。 これから、青森市に有るはれやま旅館へ向かいます。今日の宿屋です。(ちなみに、宿屋へはPM7時ちょっと前に着きました。)
御由緒です。
鬼泊岩屋観音堂 | 本尊 聖観世音菩薩 |
平成29年6月11日、第2日目です。
はれやま旅館を朝5時に出発して朝飯を食べるためフェリー埠頭へ来ました。朝飯は、フェリー埠頭の駐車場で食べます。旅館を出る前まで雨が降っていましたが、出発する頃には雨は止みました。今日は、晴れそうです。
とりあえず、記念にフェリーを写しときました。
第22番 正覚寺に到着
朝6時頃の正覚寺の前です。
鍵が締まっていて中に入れません。事前の連絡もせずこの時間帯に行ったのでまだ鍵がかかったままでした。通常は、AM8時からみたいです。
数年前から観音様の安置場所が変わってます。1Fの廊下の突き当りに観音様が有ります。
無量山 正覚寺(浄土宗) | 本尊 聖観世音菩薩 |
第23番 夢宅寺に到着
第23番目は、浅虫に有ります。
浅虫には、温泉街が有ります。温泉の効果は胃腸、中風、神経痛等に効果があると言われています。温泉街の中を通って夢宅寺に到着します。
次の第24番に行く途中、久次良餅(くじらもち)を売っているお店に寄りました。
安養山 夢宅寺(曹洞宗) | 本尊 如意輪観世音菩薩 |
第24番 入内観音堂(小金山神社)に到着
第24番目は、入内に有ります。近くに空港が有るためか人家は無く静寂の中に有る観音堂です。
入内観音堂(小金山神社) | 本尊 聖観世音菩薩 |
第25番 松倉観音堂(松倉神社)に到着
第25番目の「松倉観音堂」は、梵珠山の山頂に有りますが、私どもは、浪岡の大釈迦に有る元光寺境内内に有る観音様を「下参り」と称しここで拝んでおります。
松倉観音堂(松倉神社) | 本尊 十一面観世音菩薩 |
第26番 法眼寺に到着
第26番目は、黒石に有ります。黒石の街は、雪国のみに見られるコミセが残っており、城下町独特な雰囲気があります。その中で観音様を拝みます。
宝巌山 法眼寺(黄檗宗) | 本尊 十一面観世音菩薩 |
第27番 袋観音堂(白山姫神社)に到着
第27番目も黒石の有ります。袋観音堂に行くためには山を登らなければなりません。ここの近くで毎年恒例のマラソン大会をおこなっていますが、今年は、観音巡礼に行く人数も少なく旅館を出発した時間が早かったためかマラソン大会のスタート前にここに到着したみたいです。
袋観音堂(白山姫神社) | 本尊 聖観世音菩薩 |
第28番 広船観音堂(広船神社)に到着
第28番目は、平賀の広船に有ります。工藤むらの生まれた地でもあります。
いつも通りならここで昼ご飯なのですが、時間も早いので次に行きます。
広船観音堂(広船神社) | 本尊 千手観世音菩薩 |
第29番 沖館観音堂(神明宮)に到着
第29番目は、平賀の沖館に有ります。沖館の集落の道幅は狭いので自動車の運転には注意が必要です。
沖館観音堂(神明宮) | 本尊 十一面観世音菩薩 |
第30番 大光寺寺照閣(保食神社)に到着
第30番目は、平賀の大光寺に有ります。保食神社(うけもちじんじゃ)の鳥居をくぐり正面、神社神殿の横に観音堂が有ります。
今日は、晴れですが風が吹くとちょっと肌寒い日です。
大光寺寺照閣(保食神社) | 本尊 千手観世音菩薩 |
第31番 居土普門堂(いずちふもんどう)ー熊野神社ー に到着
第31番目は、大鰐に有ります。観音堂は熊野神社の境内内に有るため鳥居から続く坂道を登らなければなりません。
坂道を登って熊野神社境内内に到着。神殿横に有る観音堂を拝みます。
居土普門堂(熊野神社) | 本尊 千手観世音菩薩 |
第32番 苦木観音長谷堂(にがきかんのんはせどう)に到着
第32番目は、大鰐のあじゃら山に有ります。ここを拝み終わったら次は、結願所の山観です。
ここから、山観まで結構距離が有るので油断は禁物です。
苦木観音長谷堂(熊野神社) | 本尊 聖観世音菩薩 |
第33番 普門院(山観)に到着
第33番目は、弘前の茂森に有ります。津軽三十三観音巡礼の結願所です。長かった三十三観音巡礼もここで終わりです。
私どもは、1番~33番まで自動車を使って巡りますので2日で巡礼の旅は終わります。歩いて行けばどれくらいかかるのか興味はありますが、仕事をしている参加者もいますので週末で全部巡れるように来年もやっぱり自動車を使って巡りたいと思います。
あと、今年は、赤倉山神社へ戻ってから昼ご飯になりました。
普門院(曹洞宗)ー山観ー | 本尊 聖観世音菩薩 |
※記述をするにあたり津軽三十三か所 観音霊場めぐり(札所研究会刊)平幡良雄 著より一部引用しました。
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